皆様こんにちは、IZUMI WEST自然担当の鎌田です。
6月12日と19日、IZUMI WEST初のリアル企画「泉区西部地区ホタル観察ナイト」を開催しました。
今回の観察会は、IZUMI WESTで泉区西部のホタルについて紹介してきた記事から生まれた企画です。記事で伝えるだけでなく、実際に現地でホタルを見てもらおうと、気軽に観察を楽しむ「ライトコース」と、写真撮影を中心とした「撮影コース」の2回を開催しました。
当日はどちらのコースでもホタルを確認することができました。今回は、それぞれの観察会の様子をご紹介します。


【第1弾】夕立から始まった「ライトコース」
6月12日の「ライトコース」には、定員20名いっぱいの方にご参加いただきました。
ところが、集合時間の19時頃になると激しい夕立に。「今日は中止でしょうか?」と心配する声も上がりました。
幸い、開始する頃には雨が上がりました。
ところが、これが最高の恵みの雨となります。開始時間にはピタリと雨が上がり、気温・湿度ともにホタルが活発に飛び交う「ベストコンディション」が整ったのです。
まだ周囲が明るい19時台は、室内でホタルの生態や泉区西部の自然環境について、クイズを交えたミニ講座を行いました。
その後、暗くなり始める時間に合わせて観察地点へ向かいました。


19:30 ソワソワしながら夕闇を待つ
向かったのは、集合場所から歩いて5分ほどの「住吉神社前」です。
到着した19時30分頃はまだ日が落ちきっておらず、あたりを見回してもホタルの姿は見えません。直前に夕立もあったため、「今日は飛んでくれるだろうか」と少し心配しながら、暗くなるのを待ちました。

19:45 ついにホタルが飛び始めました
日が完全に沈み、周囲にいる人の顔も見えづらくなってきた19時45分。
「あ!」
誰からともなく、歓声が上がりました。
川辺の大きなケヤキの枝付近で、ぽつりぽつりとホタルの光が見え始めました。そこからは、ものの数分で光が数十、数百と一気に増えていきました。
ホタルが飛び始めてからは、下流へ歩きながら、近くまで飛んできたホタルを観察しました。スマートフォンを向けて撮影してみる参加者の姿もありました。
こちらは、参加者の方がスマートフォンで撮影した動画です。ホタルの光が少し見えるでしょうか。実際には目の前をたくさん飛んでいるのですが、暗闇の中で小さな光をスマートフォンに収めるのはなかなか難しいことが分かります。
【第2弾】写真撮影に挑戦する「撮影コース」
翌週の6月19日には、ホタルの写真撮影を中心とした「撮影コース」を開催しました。
ホタルは暗い場所を飛びながら光るため、目ではよく見えていても、写真に収めるとなるとなかなか難しい被写体です。そこで今回は、じっくり撮影に挑戦できるよう少人数で実施しました。
あいにく梅雨入り直後で空は雲に覆われていましたが、ホタルたちの活性はまだまだ高い状態をキープ。
「スマートフォンでもきれいに撮ってみたい」という方に向けて、こちらで三脚も用意しました。暗い場所では撮影中にカメラが少し動くだけでも写真がぶれやすくなるため、スマートフォンでの撮影でも三脚が役立ちます。
一眼レフを持参した方も、それぞれ実際にホタルへカメラを向けながら撮影に挑戦。普段の明るい場所での撮影とは勝手が違い、目の前を飛ぶホタルをどう写真に残すか、試しながらの撮影となりました。


参加者の方々からは、「眠っていた一眼レフをしっかり試す、良い機会になった!」「ホタルの撮影ポイントは普段なかなか公開されないから、こうしてじっくり撮れる場所を知れて本当に良かった」といった声も聞かれました。
ちなみに、私も解説の手を休めつつ、30分ほど時間をいただいて撮影してみました!こちらがそのときに撮影した一枚です。

おわりに
IZUMI WESTではこれまで、記事を通して泉区西部で見られるホタルや、その環境について紹介してきました。今回はそこから一歩進んで、実際に現地を歩き、参加者の皆様と一緒にホタルを見る機会をつくることができました。
19時30分にはまだ姿が見えなかったホタルが、暗くなると少しずつ光り始める。その変化をその場で一緒に待って観察できたことも、今回の企画ならではだったと思います。
ご参加いただいた皆様、開催にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
今回がIZUMI WESTとして初めてのリアル企画となりました。これからも記事で泉区西部を紹介するだけでなく、実際に地域を知ったり、体験したりできる機会にもつなげていければと思います。

