どうもIZUMIWEST自然系と食レポ担当の鎌田です。
私の管理する泉ボタニカルガーデンでは只今バラが満開、そして東北も梅雨入りというタイミング。そろそろ泉区西部の水田や川では夜にゲンジボタルが飛び始めています。
泉西部地区では4種類の光るホタルが見られるのですが、中でも一番早く発生して、一番大きく輝くゲンジボタルは見ごたえがあります。
今年は暖冬だったせいか、例年より1週間ほど早い6月6日から日当たりのよいところから発生していて、上流の方ではもう少し発生は遅いかもしれません。
泉区西部の夜空に輝くゲンジボタル!
星の撮影の要領で30秒間のバルブ撮影、ISOを低くしないと真昼のよう撮れてしまうので注意です。
【今回ホタル観察をおこなったスポット】
①住吉神社から少し歩いた川辺 https://goo.gl/maps/1yfWqaBiTGzdiyZQ8
②花輪川近くの用水路 https://goo.gl/maps/3i1zShE46JADuPux6
【ホタル観察にいい条件】
蒸し暑く風のない雨上がりの夕方~夜
【注意すること】
・ホタル観察するときは大声や強い光を発さず、近くの住民やホタルの皆様?に迷惑にならないようにしましょう。
・水田や川に踏み入ると危険なだけではなく農家さんにも迷惑かけるので、安全な「道」から観察しましょう。
・マムシなどにも注意しましょう。
【見られたらラッキー】
ホタルは条件が良いと集まってきてタイミングを同調させて光舞うことがあります。
ゲンジボタルについて
ゲンジボタルは、日本を代表する光る昆虫の一つです。学名はLuciola cruciataで、日本全国に分布しています。夏の夜になると、特に水田や川沿いの湿った場所で光を放ちながら飛び交います。
夜、光りながら飛んでいるゲンジホタルはほとんどがオスです。その光は一定のリズムで明滅し、独特のパターンを作り出します。これは求愛行動の一環であり、雌のゲンジボタルにアピールするための仕組みです。光のパターンは個体ごとに微妙に異なり、雄同士で競い合うこともあります。
ゲンジボタルの光る姿は幻想的で、多くの人々を魅了します。ぜひ、夏の夜にゲンジボタルを観察して、その美しい光景を楽しんでください。ただし、自然環境への配慮を忘れずに行動しましょう。