住みやすい環境と七北田川も魅力的、いつか魚影の豊かな川にして自宅裏で釣りをしたいですね ー熊谷 恒樹さんー

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今回お話を伺ったのは川向地区に移住された熊谷さん。もともとバイクで根白石のあたりを訪れていたりして、その後、永住地を探していたタイミングで現在お住まいの家が見つかったそうです。

熊谷さんが住んでいらっしゃるのは、泉西部地区内ではどんなエリアですか?

住んでいる所は根白石地区と朴沢地区の境目です。地域は川向地域に所属しています。

高校卒業後、仙台に出てきて、八乙女、泉中央、野村、川平などに長年住んでいました。泉地区にずっと住んで28年になります。

イメージはやっぱり住みやすくて、泉ヶ岳があって、自分が幼少の頃育ってきた祖父母の実家に凄く似ている印象がずっとある所です。

泉西部地区に住もうと思ったきっかけは何だったんですか?

先程も話しましたが、幼少期に育ってきた祖父母の地域に凄く似ている雰囲気があることです。

実は震災前から根白石地区は気になっていて、バイクで探しに来ていました。その後、色々あり永住地を考える余裕がなく、時間が空いてしまいましたが、40歳を過ぎて再び永住地を探していた時に、運よく今住んでいる家が見つかりました。タイミングとめぐり合わせなんでしょうね。それが住もうと思ったきっかけです。

実際に住んで現在まで、地域でのエピソードなどはありますか?

もともといらっしゃる地域の方々が凄くいい距離感でお世話をしてくれます。

ご近所さんが「引っ越してきた人だよね?」と声をかけてくれて、町内会で分からないことがあるなら役員さんを紹介するからと、その日のうちに役員さんを紹介してくれました。

コロナ前だったので、この地域に新しく越してきた人たちの顔合わせもあり、その時も集会所で地域のことを色々教えてくれてました。

年始の町内会の集まりでは「ここに引っ越してきた熊谷さんですよ!」と皆さんに紹介してくれました。そうやって地域住民と接する機会をきちんと作ってくれたことも印象的です。

「ど田舎」とも違う仙台市泉区の中の里山という、ほど良い距離感に住み心地がよく甘えることができました。

では、熊谷さんが思う「泉西部地区の特徴」をご紹介ください。

私が知っている範囲ですと、この地区に住んでいる方々の携わっている職業がビックリするほど多種多様なことです。

地域住民に接する機会がないとなかなか分からないと思いますが、様々な知見を持っている人が多くて、かつ引退された方々も同様です。何かわからないことがあれば誰かが教えてくれるんじゃないかという特徴のある地域です。

観光はスキー、登山となると泉ヶ岳。釣り、渓流は七北田川が有名です。

落ち着く場所でいうと、泉ヶ岳の裾野の林道。小川が流れていて映画に出てくるような綺麗な景色があります。冒険すると色々見つかる地域だと思います。

あとは、泉ヶ岳から宮床方面などに山々が繋がっているので、登山をしていると縦断も楽しめます。最近は根白石地区から泉ヶ岳へのサイクルロードも有名で自転車に乗っている人も多く見かけます。そういう意味ではサイクリングにもすごく適している地域だと思います。

最後に今後の夢や、やりたいことがあれば教えてください。

今後の夢といえば、私が移住して「住みやすい」と感じたこの地域をこのまま継続したいです。

過剰に開発をしたいとも思いませんが、かといって不便なインフラでは高齢者等が困るので必要なところは地域計画として整備していきたいと思っています。

田舎でも都会でもないバランスを持ったこの地域がこのままであり続けてバージョンアップしていけるように、自分が現役の間はそのプラットフォームを作り、この想いを次世代に繋いでいけるような活動をするのが目標です。

夢はいつか七北田川にいわなとヤマメを放流して、魚影の豊かな川にして、年を取ったら自宅裏を流れる七北田川で釣りをすることです!!


バイクに乗られるというお話や、七北田川を魚影の豊かな川にしたいというお話をされているときの楽しそうな顔が印象的でした。また、現在のこの地域をバージョンアップしていき、次の世代の継承していきたいという目標もお話を聞きながら共感しました。

熊谷さん、インタビューに応じていただきありがとうございました。

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