冠川や白石城跡を散策!「根白石の自然をアートハント」参加レポート

あそぶ・過ごす

10月23日に、根白石をめぐるエコツアー「根白石の自然をアートハント」が開催されました。
歴史ガイド、生物の専門家、アーティストと一緒に散策し、根白石の歴史と自然を体感しよう!というツアーです。

根白石中心部から新堰へ

まずは根白石ガイドボランティアの京増洋子さんと一緒に、根白石中心部を散策。

参加者一行は、根白石を流れる冠川へ。
こちらは新堰です。現在建設中のオフィスのテラスからの景色が素敵だということで、特別にテラスに入れてもらいました。

新堰の説明はこちらもご覧ください。

*仙台市泉区「泉史跡めぐり-新堰」
http://www.city.sendai.jp/izumi-katsudo/izumiku/shokai/profile/shisekimeguri/mesho/shinseki.html

冠川周辺で植物採集

ここからは「むかい*いきもの研究所」の向井康夫さんによる、植物採集のプログラムがスタート。
根白石で見つけられる草花のカードを引いて、目を凝らして探します。

向井さんが用意した草花のカードは30枚。
短い時間にもかかわらず、見事コンプリートしました!

根白石に伝わる「冠川伝説」の紙芝居

冠川の自然を楽しんだところで、歴史ガイドの京増さんが「冠川伝説」の紙芝居を披露!

「志波彦の神さまが川を渡っていたときに、馬が川底の石につまづいて、冠を川に落としてしまった。」という伝説があり、それで冠川と呼ばれているのだとか。
冠を落としてしまった時の表情が可愛かったです。

本当はここで、根白石の自然の音の採集も予定していましたが、突然の風雨のため断念…。
赤橋を渡って、白石城跡を目指します。

白石城跡で草花観察&ライブ鑑賞

景色を楽しみながら、一行は白石城跡に到着。
城跡には、宇佐八幡神社、兎口神社、三十三観音堂、伊達政宗のおばあさんの栽松院のお墓などがあります。

神社の境内で、向井さん特製の顕微鏡を使って、採取した草花の観察を行いました。

ツアーの最後を飾るのは、サックス奏者の林宏樹さんと、サウンドデザイナーの中里広太さんによるライブ!

ジャズのスタンダードナンバーあり、即興演奏あり。
中里さんは、事前にフィールドワークして収録していた自然の音を使ってパフォーマンス。
風が気持ちよく抜ける境内にサックスの音が響きわたり、そこに様々な音が重なっていき、とても心地よい時間でした。

ガイドさんと共に歴史に触れ、植物と触れ合い、貴重な場所での音楽も体験でき、根白石の歴史と自然の豊かさ・奥深さを味わうことができるツアーでした。

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