仙台泉でこけし体験!伊達な木地屋CO~人で触れる伝統工芸の魅力!泉ヶ岳の麓でこけしの絵付け体験!

あそぶ・過ごす

こんにちは、IZUMI WEST自然系担当の鎌田です。今回は、昨年12月2日に電撃オープンした、こけし工房「伊達な木地屋CO~人」へ訪問しました。この工房は仙台市泉区 福岡、逗や坊と蕎麦屋 椿寿庵の中間にあります。

そもそもこけしは、御椀やお盆などを作る木地師と呼ばれる職人が東北の温泉地で生まれた文化です。この地でこけし文化を目の当たりにするのは新鮮な驚きでした。「伊達な木地屋CO~人」は、遠刈田系のこけしを扱う流派で、これまでは松島で出店されていましたが、仙台に近く、「見て」「体験して」「購入できる」場所を求めて泉区西部地区にオープンしたそうです。

この記事では、こけしやオリジナルの木工芸品に囲まれた売店の魅力から、こけし作りの真剣な工程を覗き見る体験、そしてこけしの絵付け体験まで、私が体験した全てを皆さんにお伝えします。まさに「見る、買う、体験する」の三拍子が揃った、忘れられない一日となりました。

伊達な木地屋CO~人の紹介

「伊達な木地屋CO~人」を訪ねると、まず目に入るのは、こけしやオリジナルの木工芸品などを取り揃えた売店です。ここでは様々なこけしを「買う」ことができます。

スラッとした遠刈田系からユニークなデザインのものまで、さまざまな表情を持つこけしが、工房内の売店に並んでいます。

私が購入したキーホルダーサイズのフクロウの木鈴は、その一つ一つに込められた職人の心遣いが感じられる、とても魅力的な作品でした。価格は1000円でした。

体験の流れ

売店を眺めた後は、工房の奥へと進みます。そこでは、我妻さんがこけしを作る様子を間近で見ることができ、白い木材が削られて形を成す過程は、見ていて飽きることがありませんでした。

こけし職人を「こうじん」と呼ぶ現代で、その真剣なオーラを肌で感じられる貴重な体験です。

そして、いよいよ絵付け体験の時間です。6種類のこけしやコマが用意されており、自由に絵付けできます。練習で紙にイメージを描いた後、筆を取ります。1発勝負のドキドキ感と共に、没頭する時間はこの上ないものでした。

絵付け体験は30分から1時間半程度と人それぞれですが、没頭すれば1時間半というのも納得です。

自由に絵付けできるので、自分の好きなキャラクターの顔を入れるひともいるそうで子どもも大人も楽しめそうですね。 団体での体験も可能ですので、小学校の遠足などにもおすすめです。

絵付けが終わり、自分だけのこけしを手にした時の達成感は格別です。

また、旋盤でぐるぐる回るコマに色を入れていく体験も「和」の美しさを感じさせる、忘れられないものでした。

伊達な木地屋CO~人での一日は、記憶に残る体験でした。こけしの売店から、工房での制作見学、最後には自分でこけしを作る体験まで、全てが新鮮で心躍るものでした。こけしの絵付け体験を通じて、自分自身の創造力を試し、新たな自分を発見することができます。

伊達な木地屋CO~人は、10時から16時まで基本的に年中無休で営業しています。お休みの際はInstagram でお知らせされていますのでぜひこちらもチェックしてみてください。

店舗情報

【伊達な木地屋】
営業時間:10時~16時 年中無休
住所: 〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡字川崎39-3
駐車スペース完備(バスも可)
絵付け体験料金1名1500円~

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