秋が深まり、過ごしやすい季節となった10月6日、仙台の自然を満喫できる泉ヶ岳で毎年恒例の「悠・遊フェスティバル」が開催されました。今年のフェスティバル当日は、あいにくの天気で濃い霧に覆われ、視界がかなり悪い状況でしたが、それでも多くの来場者が訪れ、イベントを楽しんでいました。
霧の影響もありながら楽しめたイベント内容
今年の泉ヶ岳悠・遊フェスティバルでは、メイン会場を中心に4つのエリアが設けられ、それぞれ異なるアクティビティが楽しめる工夫がされていました。
霧が立ち込める中でリフトに乗って山頂を目指す人々や、地元団体によるステージパフォーマンスに見入る来場者の姿が印象的でした。あいにくの天気にも関わらず、会場は終日賑わっており、訪れた人々はそれぞれの楽しみ方を見つけていました。
Mainエリアのステージ
メイン会場のステージでは、地域の和太鼓演奏やコンサートが行われ、霧の影響で視界が限られる中でも力強いパフォーマンスが響き渡っていました。
こちらは東北福祉大学のチアの皆さん。
天候には恵まれませんでしたが、足を運んだ来場者にとっては楽しめたのではないでしょうか?
Sky-Viewエリアのリフト体験
「Sky-Viewエリア」では、泉ヶ岳スキー場のリフトが特別に無料で運行され、多くの来場者が霧に包まれた静かな中でのリフト体験を楽しんでいました。
普段は頂上から仙台市内が見渡せますが、この日は霧で景色は見えずじまい。しかし、それでも多くの方がリフトに乗り、山を登る体験を満喫していました。
Sky-Activeエリアのアウトドア体験
アウトドア好きにはおなじみの「Sky-Activeエリア」では、スプリングバレー仙台泉スキー場を舞台に、家族や友人と一緒に体を動かせるアクティビティが行われていました。
霧の影響で普段とは少し違う雰囲気になっていたものの、参加者は元気いっぱいに遊んでおり、自然の中で身体を動かすことの気持ち良さを味わっていたようです。
Sky-Chill(癒し)エリアでのひと休み
「Sky-Chillエリア」は、霧が漂う静かな森の中でリラックスしたい人にぴったりの場所でした。泉ピークベースに位置するこのエリアでは、限定カフェも登場し、ほっと一息つく時間を楽しむ来場者の姿が見られました。天候はあいにくでしたが、自然の中でのんびり過ごすことで、心身ともにリフレッシュできたとの声も聞かれました。
アクセスと便利なシャトルバス
泉ヶ岳へのアクセスも便利で、泉中央駅からは市営バスでの直行便があり、片道約45分で到着します。
また、会場内のエリア間を移動できる無料シャトルバスも運行され、広い会場内で快適に移動しながらイベントを楽しむことができました。天候を考慮して早めに出発した来場者も多かったようです。
シャトルバスのおかげで回遊率が上がったと出店者側にとっても嬉しい内容だったようです。
地元の味を楽しむ飲食ブース
飲食ブースでは、定番の芋煮や焼きそば、焼き鳥など秋の味覚が提供され、あいにくの天気の中でも食事を楽しむ来場者の姿が見られました。
霧に包まれた2024年泉ヶ岳悠・遊フェスティバルは、天候には恵まれない状況でしたが、多くの来場者が訪れ、自然と地域文化を味わいながらイベントを楽しむ姿が見られました。各エリアで異なる体験が用意され、家族や友人と一緒に秋の泉ヶ岳を満喫できた特別な一日となったのではないでしょうか。